2021年カレンダーの撮影風景。
イチョウはいつもの11月。
降っているイチョウの葉は後で切り抜いて合成するために
数パターン撮影しました。
何かが降ってくるシーンはドラマチックで良いですね。
合成作業が大変ですが。。。
10月の落ち葉のシーン。
ティッシュの落ち葉が非常に良い感じで写ってくれて
暖かみのある写真になりました。
光も暖かく感じます。
2月は室内で編み物をしているところ。
小物の配置に神経を使うのと、光を室内と窓の外で考えないと
いけないのがややこしいのですが、カメラマンさんが
手馴れた様子でセッティングしてくれました。
いつもの砂浜のシーンは7月。
ライトも夏っぽくコントラスト強い光にしています。
人物が日陰に入ってしまっているため、
顔の表情が上手く出せるかなと気になっていたのですが、
暗すぎないよう光を調整してくれて表情をしっかりと出す事が
できました。感謝です。
顔が暗くなるような事は本当は避けた方が良いのですが、
砂浜だと暑いだろうからと、日陰に入れたくなってしまいます。
次は気を付けて考えたいと思います。
8月は森でのんびりリラックスのシーン。
木漏れ日を出すライティングは以前にも撮影しているのでばっちり。
光と影の効果で一段と深みのあるリアルな雰囲気になりました。
木漏れ日だと光と影がまだらにかかるので、顔が少し影になって
いても大丈夫ですよね。
4月は満開の桜の下で。
やはりこの桜の木は説得力がありますね。
地面を暗めにして、桜の花が目立つライティングにして
もらったのと、桜の花と人物の表情、両方ともしっかりと
出したかったのでピントの合う位置にも工夫してもらいました。
細かな要望にもパッと対応してくれて、良い写真になりました。
小さなセットでも光をきちんと当てて良い写真を撮ろうと思うと、
思った以上に大掛かりなセッティングになります。
大きなトレぺを使ったり、ライトを3台使う場合もありました。
各シーン、それぞれ光も構図も違うので、一つのシーンが
終わる度にまたセッティングを一から工夫しての撮影でした。
カメラマンさんにはあらためて感謝の気持ちでいっぱいです。
撮影台のそばのテーブルに作品素材、パーツを広げて
必要なものをすぐに取り出せるように準備しています。
最後の方はかなりごちゃごちゃに。。。
3日間疲れましたが、無事に撮影が終わり良かったです。
この時期の京都は雪や曇りが多いイメージですが、
珍しく雲一つない青空。
カレンダーも気づけば7年目が終わり、引き続き8年目も継続です。
京都には色々と不思議な縁がある気がしています。
次のカレンダー作品には京都のイメージを何か、
取り入れても良いかもしれません。