お茶室制作、引き続きです。
< 2021.3.6 >
地面作り。
躙り口そばの飛び石。
飛び石の打ち方には「直打ち」「千鳥打ち」など、
いろいろなパターンがあるそうです。
茶室の下の白い部分は差し石です。
差し石を入れ込み、並べて様子を見ているところ。
< 2021.3.7 >
全体像はこんな感じ。
ダンボールを貼って色を付けて並べる。
これも手間がかかりますね。
< 2021.3.15 >
差し石のおかげでお茶室の雰囲気がいっそう出てきましたが、
もう一つですね。
建物の角に柱がない・・・ですね。
< 2021.3.17 >
で、実際と同じように茶室の角に柱を付けて高さを上げ
その下に石を差し入れます。
それだけで全然印象が違います。
柱というものがいかに大事か分かる瞬間です。
続いて屋根を最終仕上げ。
< 2021.3.18 >
屋根を支える、棟木(頂点)、母屋(上から2番目)、
軒桁(上から3番目)を制作。
これも大事な部分なのに作っていませんでした。
これも、あるだけで見栄えが全然違いますね。
外観を作り込み。
竹の柱などを追加。
< 2021.3.23 >
次の間と勝手の間の畳。
茶室の畳は紙縒りを敷き詰めてかなり作り込んでいますが、
(過去の日記参照)
「藺草」http://5cenchi.jugem.jp/?eid=1038
「敷き詰め中」http://5cenchi.jugem.jp/?eid=1047
「紙縒り」http://5cenchi.jugem.jp/?eid=1052
「慎重に」http://5cenchi.jugem.jp/?eid=1055
こちらはメインの部屋ではないのでラフに制作。
畳の目はピンセットの先で筋を入れています。
それぞれ貼り込みます。
右下が次の間、左が勝手の間です。
勝手口が妙喜庵に続いています。
飛び石を削り、作り込み。
自然な感じで良い形というのは難しいですね。
実際に飛び石の形なんて気にも留めないですが、作ってみると
良い形の石というのがあり、選ばれて並べられているんだろうな
という事に気付きます。
< 2021.3.26 >
差し石が丸っこ過ぎたので、削って四角に近づけます。
そして配置完了。
角の部分は柱を支えるための大きめの根石。
庇を支える柱もこのように根石に差し込みます。
取り外し可能です。
飛び石と庇をセットして、躙り口付近はこんな感じになりました。
雰囲気出ていますね。
飛び石の打ち方(配置)は難しいです。
等間隔ではダメですが、バラバラ過ぎてもダメ。
いまいちしっくり来てません。
時間があれば後でまた調整したいと思います。
引き続き進めていきます!